実家のらぶちゃんがお空へと帰っていきました。
いつもいつも父と母によりそってくれていたらぶちゃん。
約2歳でわが家に里子としてやってくるまでは虐待されていて、怯えきった子でした。
わが家の子となり、時間をかけて心を開いてくれ、愛されて、愛するようになってからのらぶちゃんは幸せでした。
らぶちゃんはとてもお利口で、人の会話を良く聞き、たくさんの言葉を理解していました。
語りかけられた事がわからないと、お首をかしげてみんなを笑わせてくれました。
お利口だけど、おちゃめさんでとっても可愛い子でした。
らぶちゃんにとっては父と母とおうちが全てでした。
夜、父と一緒にお布団に入って、少しの牛乳をもらって、父に抱っこされて父を寝かしつける....それがらぶちゃんのお仕事でした。
お仕事が終わると襖を上手に開けて、「お仕事完了です♪ おやつをくださいo(*^-^*)o」とこちらにやってきました。
らぶちゃんのもうひとつの大切なお仕事は、大好きなおうちを守る事でした。
父の席のすぐ横の縁側に置いてあるマッサージチェアが陣地で、いつもそこで風を感じながらお庭をながめ、ピンポンより早く来客に気づき大きな声で来客を知らせながら玄関にダッシュしていました。
大大好きな父が天国に旅立ってしまい、らぶちゃんの心は悲しみでいっぱいになってしまいました。
それでも頑張って天国の父とこちらの母と、おうちを守ってくれました。
いつも母のそばにいて、母を懸命に助けてくれました。
それでも....深い悲しみで心が痛んでしまったらぶちゃんの体は間もなく悪い病気にむしばまれてしまいました。(右後ろ脚内側に血管肉腫発症)
余命1ケ月宣告をうけつつも、らぶちゃんは約4ケ月もキラキラお目目でニコニコ頑張ってくれました。
天国の父に力をかしてもらいながら、らぶちゃんは母を守り続けてくれました。
らぶちゃんがいてくれたので、母はなんとか平静でいられました。
父や親類の年内の法事がすみ、らぶちゃんの今年の大切なお仕事が終わりました。
そして安心して、らぶちゃんは先代の柴犬の太郎君が迎えにきてくれて
大好きな父の待つ天国へと旅立ちました。
大好きな母の腕に抱かれ、“ありがとうと大好き”を言い合って。。。。
らぶちゃんは、本当に本当に安らかな可愛いお顔で眠りにつきました。
(ご覧になりたくない方、すみませんm(__)m)
ありがとう。 らぶちゃん。
ママの事は心配しなくて大丈夫だよ。ねえねがいるから。
お空には太郎君、ムーちゃん、ぶーちゃん、べっちゃん、きゃっちゃん達がいるからちっとも寂しくなんかないね。
四十九日になったら、大好きなパパとも会えるしね。
良い子で可愛いらぶちゃん お空でみんなと楽しく、そして安らかに。。。。
ありがとう。